第5回目となるイベントデイが開催されました。
今回のイベントデイでは、前回の「中間発表」で得られた仲間からの新たな助言や気づきを踏まえ、再び「ちょっと大きな発表会」として、作品作りの途中経過を伝えるとともに、作品を「展示会」形式でも紹介をし、更なる助言を得ることを目的としました。
イベントデイ(11月27日・11月28日)
Day1(11月27日)プログラム
01オリエンテーション
02ちょっと大きな発表会
03習慣化
Day2(11月28日)プログラム
01オリエンテーション
02展示会
03振り返り&反省会
Day1の「ちょっと大きな発表会」では、事前に収録した動画を用いて発表をし、DAY2では作品概要を「ポスター」にまとめ、ポスターとデモを駆使して展示会形式でリアルタイムでの発表を行いました。展示会では、各自が気になる作品に集まって、作品紹介を受け、気になることを質問したり、作品がよくなるための助言をたくさんするなど、インタラクティブ性の高い回となり今までに増して、作品や発表の質を高める機会となりました。
実は全員がリアルタイムで発表をするのが初めての今回。トレーニーたちはいつもと違う緊張があったようです。
動画形式の発表は、撮り直し&やり直し、良いとこどりが可能ですが、リアルでの発表やデモは制限時間付き且つ基本的にはやり直しができない発表ということもあり、事前の入念な準備、プレゼンテーションやデモの精度も求められます。
そんな緊張もありながらも、今回も素晴らしい進捗を見せている発表がたくさんありました。例えば、前回と比べ、デモまでできる人が増えていたり、プレゼン資料も更に見やすくなっていて説明もうまくなっていたり。社会的ニーズの高そうな作品もでてきたり…、ますます最終成果発表が楽しみになった回でした。
今後は、1月の最終発表に向けてどう完成するのか、今回の発表から得た気づきや助言を如何に反映していくか、どこを最終ゴールとするか、トレーニーの作品作りはまだまだ続いていきます。
以下に今第5回イベントデイを通してのトレーニーたちのコメントをご紹介します。
イベントデイ全体に対するトレーニーの感想
展示会の様子
展示会に対するトレーニーの感想
習慣化セッションー社会実装にセキュリティをアドオンする習慣
今回で4回目となる習慣化セッション。「セキュリティ」をテーマに実施しました。
SecHack365にとって、とても重要な「セキュリティ要素」。作品を作り上げていく段階で、セキュリティ脳になっていただき、セキュリティの発想力を高め、残りの2か月を走り切ってもらうことを目的としました。
意外に奥が深いセキュリティ。まずは各自が考える【セキュリティ要素】について問いかけをしてみました。
以下は一例ですが、様々なコメントがでてきました。
「守るプロセス、ツールはそのプロセスを簡略化したりするだけ」
「だまされないこと」
「機密性、完全性、可用性」
「資産を守る」
「生存戦略」
などなど、一言で「セキュリティ要素」といっても、人それぞれでまるで違った回答が得られ、興味深い結果となりました。
それ以外にも【脅威って何?】という問いかけもしたところ
「人間」
「こわいもの」
「言葉、思考、行動」
「おきてほしくないこと」
などが挙がりました。
佳山トレーナーからは、
自身が作ったもの(作品)に対して、「起きてほしくないこと」洗い出しや連想が重要で、その様な脅威をハックして欲しいとコメントがありました。
どうやって脅威を洗い出すかという具体的手法については、後日講義動画にて提供されました。
今回の習慣化セッションを機に、より深くセキュリティについて考えたり、作品そのもののセキュア化につながったのではないかと思います。
習慣化セッションに関するトレーニーの感想
アシスタントの感想
- 吉井妙子さん
- 2020年度修了生
- 担当コース:表現駆動コース
第5回イベントデイでは今年最後の発表会が行われました。
前回よりも作品が仕上がっていたり、テーマや方針を変更していたりと様々なアップデートを見ることができました。作品が仕上がってきたことでトレーニーの欲しいアドバイスが明確になり、さらに良い作品になると感じました。またデモがあったりと作品のイメージが湧きやすくなっていて、作りたいものに向けて今まで以上に活発なコミュニケーションが行われていたように思います。
次回が最後のイベントウィーク、イベントデイとなります。習慣化や進捗、考えなどをコツコツ投稿しているのを見て、私も刺激を受けています。
残りわずかですが、この機会を存分に活用してほしいと思います。次の発表が楽しみです!
- 山本 悠介さん
- 2018年度修了生
- 担当コース:表現駆動コース
今回は”再”発表会ということで、前回のポスター発表からよりブラッシュアップした作品が多く見られました。
作品が仕上がっていくにつれて、動画・ポスターで自分の作品や実現したい世界を伝えるということにも慣れてきたのではないでしょうか。
次回のイベントデイが成果発表となります。
悔いの残らないように作品づくりと発表資料の作成をラストスパートかけて頑張っていきましょう!
- 都留 悠哉さん
- 2019年度修了生
- 担当コース:学習駆動コース
2021年最後のイベントウィーク・イベントデイお疲れ様でした!
今回のイベントデイではポスター展示をしてたくさんの人にレビューをしてもらいました.
アシスタント達もたくさんのトレーニーの作品をみて,質問やコメントを残したのでぜひともよりよい作品作りに繋がればと思います.
さて,成果物が形になってきたトレーニーも,そうでないトレーニーも次の審査会で最終成果物を発表しなくてはいけません.数々のイベントデイで発表をこなしたので,人前での発表は慣れてきたのではないでしょうか.ただ,次の発表はまた一味違って,優秀修了生の審査でもあります.そのためには,トレーナー達に作品のインパクトが伝わる発表を意識しましょう.トレーニーの皆さんそれぞれが面白い作品作りに励んでいることはすでに伝わっているので,作品の1番の売りを全面的に押し出しつつ,説明に難しい用語を使うことを極力避けることです.
さて,SecHack365もいよいよ大詰め.心残りしないよう最後まで走り切りましょう!
- 古川 菜摘さん
- 2018年度修了生
- 担当コース:開発駆動コース
1日目はZoom上で2トラックに分かれての発表会、2日目はoVice上でのポスター展示会でした。今回はアシスタントもトレーニーも、コメントシートに発表に対するコメントをどんどん書いていったのですが、人数が多いので本当に大変でした(でもとっても楽しかったです) ! 全員分記入し終わったときには全力でフルマラソンを走り切ったような達成感がありました。
今回、他のトレーニーの発表を改めて聞くことで、自身の作品や発表に足りないところが見えてきたのではないでしょうか。今までは作品作りの進捗に目が向いている人が多かったと思いますが、ここからは少しずつ作品をどう魅せるかについても考えられるといいですね。
残りイベントデイもあと1回、全力でSecHack365を駆け抜けましょう!
- 美馬隆志さん
- 2020年度修了生
- 担当コース:研究駆動コース
第5回イベントデイでは前回と同様の形式で実施されましたが、以前よりも多くのフィードバックが寄せられたように見えました。それに加え、各トレーニーが自分の考えを伝えることに対して慣れてきたようにも見えました。ひとまずイベントデイは次回が最終回なので、今はいただいた意見の全てに対応するのではなく、本当にトレーニーの皆さんが重要だと感じたもののみを取捨選択していく時期です。解決したい問題は何なのか、作りたかったものは何なのか、今一度見返した上で最終回に臨んでみてください。最終回の発表を楽しみにしています!
- 野本一輝さん
- 2020年度修了生
- 担当コース:研究駆動コース
トレーニーの皆さん、第5回のイベントデイお疲れ様でした。発表を通して多くのフィードバックを貰ったと思います。いろいろな方向からのフィードバックを貰って、自分が何をするべきなのかわからなくなってしまうこともあると思います。そういったときこそ、各コースのコースマスターやトレーナー・アシスタントに頼って解決していってください!ほんとにラストスパートの時期になりますが、習慣化のパワーを使って乗り越えていってください。最終発表、楽しみにしていますね!