5th Event Week レポート
SecHack365 2021 / 5th Event Week2022.04.19
第5回目となるイベントデイが開催されました。
今回のイベントデイでは、前回の「中間発表」で得られた仲間からの新たな助言や気づきを踏まえ、再び「ちょっと大きな発表会」として、作品作りの途中経過を伝えるとともに、作品を「展示会」形式でも紹介をし、更なる助言を得ることを目的としました。
イベントデイ(11月27日・11月28日)
Day1(11月27日)プログラム01オリエンテーション
02ちょっと大きな発表会
03習慣化
01オリエンテーション
02展示会
03振り返り&反省会
Day1の「ちょっと大きな発表会」では、事前に収録した動画を用いて発表をし、DAY2では作品概要を「ポスター」にまとめ、ポスターとデモを駆使して展示会形式でリアルタイムでの発表を行いました。展示会では、各自が気になる作品に集まって、作品紹介を受け、気になることを質問したり、作品がよくなるための助言をたくさんするなど、インタラクティブ性の高い回となり今までに増して、作品や発表の質を高める機会となりました。
実は全員がリアルタイムで発表をするのが初めての今回。トレーニーたちはいつもと違う緊張があったようです。
動画形式の発表は、撮り直し&やり直し、良いとこどりが可能ですが、リアルでの発表やデモは制限時間付き且つ基本的にはやり直しができない発表ということもあり、事前の入念な準備、プレゼンテーションやデモの精度も求められます。
そんな緊張もありながらも、今回も素晴らしい進捗を見せている発表がたくさんありました。例えば、前回と比べ、デモまでできる人が増えていたり、プレゼン資料も更に見やすくなっていて説明もうまくなっていたり。社会的ニーズの高そうな作品もでてきたり…、ますます最終成果発表が楽しみになった回でした。
今後は、1月の最終発表に向けてどう完成するのか、今回の発表から得た気づきや助言を如何に反映していくか、どこを最終ゴールとするか、トレーニーの作品作りはまだまだ続いていきます。
以下に今第5回イベントデイを通してのトレーニーたちのコメントをご紹介します。
イベントデイ全体に対するトレーニーの感想
展示会の様子展示会に対するトレーニーの感想
習慣化セッションー社会実装にセキュリティをアドオンする習慣今回で4回目となる習慣化セッション。「セキュリティ」をテーマに実施しました。
SecHack365にとって、とても重要な「セキュリティ要素」。作品を作り上げていく段階で、セキュリティ脳になっていただき、セキュリティの発想力を高め、残りの2か月を走り切ってもらうことを目的としました。
意外に奥が深いセキュリティ。まずは各自が考える【セキュリティ要素】について問いかけをしてみました。
以下は一例ですが、様々なコメントがでてきました。
「守るプロセス、ツールはそのプロセスを簡略化したりするだけ」
「だまされないこと」
「機密性、完全性、可用性」
「資産を守る」
「生存戦略」
などなど、一言で「セキュリティ要素」といっても、人それぞれでまるで違った回答が得られ、興味深い結果となりました。
それ以外にも【脅威って何?】という問いかけもしたところ
「人間」
「こわいもの」
「言葉、思考、行動」
「おきてほしくないこと」
などが挙がりました。
佳山トレーナーからは、
自身が作ったもの(作品)に対して、「起きてほしくないこと」洗い出しや連想が重要で、その様な脅威をハックして欲しいとコメントがありました。
どうやって脅威を洗い出すかという具体的手法については、後日講義動画にて提供されました。
今回の習慣化セッションを機に、より深くセキュリティについて考えたり、作品そのもののセキュア化につながったのではないかと思います。
色々教えてもらったり、気づく部分があったので、先に進む兆しが見えました。
やっぱり人の作品を見ることで自分に吸収できることがあったり、色々な意見をもらうことができてよかったです。