2021-02 今トレーナーの特別レポートA
SecHack365 2021 / 2nd Event Week Appendix A2021.10.19
表現駆動コースでは、今年は一年間で3回のコース内ハッカソンを実施してから、自分たちが本当に作りたいものに作るというプロセスを実施しています。
その一環として、今回も表現駆動コースの取り組みをご紹介させていただきます。
来年以降のSecHack365に応募予定のトレーニーが、どのコースを選択するかの一助になれば幸いです。
修了生の方は、今年はこんなことやってるのね! と懐かしんでいただければと思います。
今回は第2回コース内ハッカソンとなります。
社会の課題(セキュリティに関わる世界と自分とのギャップ)発見し、
課題を解決するためのサービスまたはシステムを提案してください。
このテーマに対して、約一ヶ月程度で、”アイデアをまとめあげて動くものを提示する”という形で実施してもらいました(完成形の一部でもOK)。
期間内(約一ヶ月程度)の中で、中間発表と、コース内での発表をしてもらいます。
06月13日コース内ハッカソン中間発表(アイデア発表)
07月03日コース内ハッカソン発表日
6月某日
6月13日 - コース内ハッカソン中間発表(アイデア発表)
そんなこんなで、表現駆動コースではコース内ハッカソンの準備は続きます。
7月3日 - コース内ハッカソン発表日
2回目のコース内ハッカソン発表日です。
3チームでコース内発表をしてもらいました。
テーマに対して3チームそれぞれ課題を考え、定義して取り組んできました。
例
SNSに対する問題
- 殺伐とした社会にならいようにするためには!?
オンラインで画面シェアの際の問題解決
- 開示したくない情報に対して癒し画像を貼りつける!
お気に入りのパソコンパーツ投票
- お気に入りのパソコンパーツの投票ができるサービスを作ってみたり。
限られた期間の中で、アイデアから実装まで実施しました。
コース内ハッカソンが、残り72時間を切ろうというタイミングです。
トレーナーとしてもトレーニー達が、どんな状況なのか、オンラインツールでそれとなく状況は見えていますが、どんなアウトプットがでてくるのかドキドキしています。
いわゆる進捗駆動と呼ばれる各チームにおいて、締め切りに対する不安なメッセージが投稿され始めたり、アイデアを出していくときに出尽くした感があったり、出過ぎたアイデアでまとまらなくなったりと、さまざまな問題がではじめます。
そんなときはトレーナー・アシスタントとミーティングをすることで、自分たちが本当に作りたいものがなんなのか考えるお手伝いをするのも我々のお仕事です。
自分の中にあるアイデアや構想を、人に伝えて的確に問題を定義して相談できるというのは一つの能力かもしれません。
伝わらない中でも、どうしたら最良の結果を得られるのか、得るためにどのように相談をし いまある手で問題を解決していくのか、そういったことを体験できたのではないでしょうか。
もちろん動くものも作ってもらいますよ?
最終的には、やるしかないのです。
やるしか・・・
どうせやるなら、楽しく、楽しみながら一年のハッカソンを楽しんでいただきたいです。
モクモク自分のチームのペースで作るのもよし、雑談をしながらチームでアイデアを練り上げていくのもよし、表現駆動コースではそんなチーム力を発揮して一人では気づけなかったようなアイデアの”キメラ”を作り出していってほしいなと思います。
蛇足ならぬ羽足:アイデアはキメラである!
これは第一回コース内ハッカソンのチームビルディングでみんなにオンラインでかいてもらった一筆描きカラスですが、アイデアはもっと自由にそしてカラスにプロペラ持つくらいぶっ飛んだ内容のものをこの一年で作っていきましょう〜。