REPORT 2020-01 Interview

SecHack365 2020 / 1st Event Week 優秀賞インタビュー2020.09.03

優秀賞:虚無

第1回イベントウィーク イベントデイ2日目に行われた、「(仮)SecHack365専門家会議」。

トレーニー同士の交流とSecHack365の基本(アウトプットし、評価をもらう)を体験する事を目的とし、トレーニー5名程度とトレーナー数名のグループに分かれてのアイデアソンになります。優勝チームには賞品もあり、各グループ盛り上がりを見せました。

今回は見事「優秀賞」を獲得した、チーム虚無にインタビューを行いました!

チーム虚無では、セキュリティイノベータを爆増させるために、「SecHack CTF」を行い、初学者にも楽しくわかりやすく学べるといいのではないか。ということで、いろんな角度から考えアイデアをまとめてくれました。チームメンバーたちが提案に至った経緯や感想をご紹介します。

Q1、ディスカッションの中で「SecHack CTF」にどうやってたどり着いたんでしょうか?

セキュリティ教育の難しさが人材育成の大きなハードルとなっていることから、「どのようにすれば教育のハードルが下がるか」、「初学者にセキュリティをわかりやすく学んでもらうにはどうしたら良いか」を追求した結果、CTFを行うことが楽しくセキュリティ技術を学ぶために良いという意見となりました。

その際に近年のCTFの問題の難化傾向からCTF自体のハードルが上がってしまっているため、「初心者向けのクイズや基礎的なCTFを開催するのが良いのではないか」、「法律などの倫理・正義感は特別なイベントがない限り学ぶ機会が少ないことからこれをCTFに組み込むことで技術と同時に法律を学べてセキュリティ人材の育成に貢献できるのではないか」などを考えました。まとめると、以下のようになります。

SecHack CTF = ハッキングをカッコ良いと考えている人を引き込む+セキュリティブームを起こす+セキュリティに興味持ってもらって簡単に参加する+CTF入門+法律を学べる環境作り+攻撃、防衛手法を調べやすくする

Q2、ディスカッションの中で、楽しかったこと、苦労したことなどを教えてください。

オンライン開催でメンバーの通信が途切れたりなど思うように話が進まなかった場面があったところ、レスポンスが遅くなってしまったことなどが苦労した点です。

でも、実際に議論が始まると非常にスムーズにメンバーのみなさんがアイデアを出してくれて円滑に議論ができました。短時間で面白いアイデアをたくさん出し、素晴らしい発表やスライド作り、話し合いをしてくれたチームメンバーにとても感謝していますし、とても楽しかったです。

また、このグループには17歳~22歳のメンバーがいるのですが、世代間の知識の差に驚くと同時に歳を感じ、優秀だなぁと感じました。

Q3、優秀賞を獲得した時の気持ちを教えてください!

初めは本当にどうなることかと思っていたので、優秀賞を受賞できて非常に驚きましたし、嬉しかったです。優秀賞賞品のInterop Tokyoの動画は友達と一緒に見る予定です!

また,他のチームのアイデアもユーモアがあるものが多く発表会も楽しかったです。虚無だった心が非常に満たされました。

レポートの一覧へ

お問い合わせContact